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2016年 03月 19日
朝から生憎の雨。
肌寒い中、毎年恒例の野菜ソムリエコミュニティ福岡 「博多万能ねぎ収穫体験ツアー」に参加してきました。 幸いにも集合場所の「三連水車の里あさくら」に着いた時には曇り空に。 きっと皆さんの日頃の行いが良いからですね。 場所を移動し、朝倉ボランティアガイドの徳永さんと合流しました。 “秋の田のかりほの庵のとまをあらみ我が衣手は露にぬれつつ” 小倉百人一首、一番札。 天智天皇がお詠みになった、『「秋の田」の歌碑』から朝倉観光スタートです。 そこからは、皆で600年代の朝倉市へタイムスリップ!! 当時の状況が目に浮かぶような、徳永さんのガイドに聞き入りました。 天智天皇が建立した「恵蘇八幡宮」に皆でお参り。 豊かな自然の中に斉明・天智天皇のゆかりの跡が多数ありました。 そして、次に、筑後川の水を導水するために設けられた 総石張堰(傾斜堰床式石張堰)で、日本唯一の方式で作られた 「山田堰・堀川用水」の見学。 実は、この山田堰、朝倉市が世界に誇る歴史的農業施設なのです。 私は、今日まで知らなかったので、驚きました。 この歴史的農業施設の知恵と技術を学ぶため、 世界各国から技術者が朝倉を訪れるそうです。 平成22年には、アフガニスタンに、もう一つの山田堰が完成し、 飢餓に苦しむ人々を救ったとのことです。 まだまだ、朝倉ボランティアガイド 徳永さんの熱いガイドが続きます。 それ程、朝倉は歴史の深い土地なのですね~。 次に、「三連水車」へ移動。 三連水車は約200年以上もの間、田に水を供給して、 今も変わらず、筑後川の水を、田畑へ送り続けているそうです。 水車は、米を栽培する6月中旬の田植えの季節から 10月の中旬の稲刈りまでが稼働の時期なので、 今は動いていませんでした。 そして、なんと朝倉の水車がアフガニスタンでも活躍しているそうですよ~。 凄いですね! 朝倉ボランティアガイドの徳永さんからお話しを伺ったことで 朝倉市をより深く知る事ができました。 徳永さん、ありがとうございました。 そして、いよいよ本題の「博多万能ねぎの選果場」へ。 万能ねぎは、JALで8割は関東、1割京阪 1割福岡に出荷されるそうです。 実は、「万能ねぎ」と呼べるのは「博多万能ねぎ」だけで、 JA朝倉で生産された青ねぎの登録商標なのです。 JAの方のお話を聞きながらいざ選果場へ! 選果場に持ち込まれた万能ねぎは、オゾンガスで一晩殺菌されて、梱包されます。 長さ別に分けて持ち込まれた万能ねぎは、 手作業でロールに乗せられて、品質ごとに袋を変えて次々に梱包され、 発砲スチロールに入れて出荷されます。 皆さん慣れた手つきで素早く、箱詰めされていました。 品質の良い物は、金色の袋に入れられて出荷させるとの事です。 続いて、羽野さんの「ねぎハウス」に移動しました。 ねぎの収穫の前に…ハウス横の「ベビーリーフのお花畑」へ。 ルッコラの花を初めていただきました。 ゴマのような風味の美味しさにびっくり!! お花が綺麗なので、皆さん花束作りに夢中になっておられました。 ねぎも皆でワイワイ楽しく収穫しました。 たくさんのねぎを収穫させて頂き、収穫後は、 羽野さんのご自宅で、作業場を見学させて頂きました。 機械でねぎの根を洗うのですが、この機械の大きな音には、びっくりさせられました。 洗ったねぎは、全て手作業で、サイズ毎に仕分けして、 そと葉を外し、100g単位で束にしておられました。 このように収穫から全て手作業で束にされたねぎが 選果場へ運ばれて、私達の食卓へ運ばれてくるのですね。 この手間暇かけた徹底した品質管理が博多万能ねぎの魅力の一つであり、今もフライト野菜の先駆けとしてトップブランドであり続ける理由でなんですね。 最後に、羽野さんが用意して下さっていた大量のねぎを持って 「朝倉地域生涯学習センター」の調理室へ。 皆でお料理して、ねぎ三昧のお昼を頂きました。 ◆今回のメニューは ・ ねぎスムージー ・ ねぎベーグル ※特別に作っていただいたベーグルねぎディップのせ ・ ねぎ&クロダマルのトースト ・ ねぎのポタージュ ・ グリーンカレー ・ 菜の花&レタス&ルッコラの花のサラダ ねぎドレッシング ・ 豆腐のねぎらー油のせ 等々 羽野さんの絶品ねぎラー油や蕾菜のビール漬けも並びました。 その他にも、皆さんそれぞれが持ち寄ったお料理がずらり。 さすが、野菜ソムリエと言いたくなるような、 バラエティに富んだお料理の数々でした。 皆で食べるお料理は、どれも美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまいました。 今回、貴重な経験をさせて頂くとともに、 美味しいお料理までいただくことができ、大変感謝しています。 この経験が、必ず、私の野菜ソムリエとして 様々な活動を行う上での原動力になると思いますし 「もっともっと野菜の魅力を皆さんに発信していきたい」との 強い思いを引き出してくれたように思います。 ありがとうございました。 野菜ソムリエ 小野 理恵
by yscfukuoka
| 2016-03-19 10:00
| 産地収穫体験
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